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連休の動き。 [子ども・家族のこと。]


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 昨日は「ええじゃないかでドンパッパ」などというよくわからない題名にしたことでオッサンから「なんなのよ、これ。恥ずかしくないわけ?」とか言われてしまったので、今日は至極真っ当な題名にすることとした。


 いやぁ、今回の大型連休は珍しいぐらい天候に恵まれ、全ての日程で柔らかく(否、下手をすればもう初夏のギラギラだったかな)お日様が照って下さった。子連れファミリーには何ともありがたいことである。全日程で晴天というのは非常に珍しいのではないだろうか。ありがとう、お日様。

 自分日記としてブログをつけているところもあるので、連休の間の動きをメモ代わりにつけておこうと思う。

 ●5/2:日中はずっと畑仕事。「家庭農園」という言葉がいささか不釣り合いなほどでかい畑を借りてしまった我が家は4月頃早速行き詰まっていた。知識も経験もないからいかに畑を運用してよいのか、どうにもわからないのである。他の人の畑を見て勉強させてもらったりもしていたが、これも両極端で「まったくの荒れ地」化している畑か、玄人はだしの畑のみ。玄人タイプはとてもじゃないが見ても何が何だかわからない。紆余曲折はしたが「失敗してもいいから自分たちらしい畑を作ろう!」というコンセプトの下、既につくってあった畝3列に加えて新たに2列を加えることとし、ホームセンターで「牛糞土」を仕入れてきて、それを混ぜ合わせた上で再度耕した。
 しかし…臭い。どうにも臭い。牛糞ってこんなに臭かった?というぐらい臭い。クラクラしそうである。
 心なしか、虫も多く飛んでくる。牛糞を混ぜ合わせた土の上を小さな虫たちがブンブンと飛び回っているのである。香ばしい臭いに誘われて虫たちも嬉しかったことであろう(遠い目)。

 しかもプッコさんは素手で牛糞をかきまぜてしまった(もしや食事中の方、お許しを)。いくら、手を洗ってもオイニーが消えないのである。当たり前ではあるのだが。

 それでも、何とか家族総出で耕して新しい畝をつくり、すぐ近くにある園芸センターで色々な苗を購入してきて、等間隔に植えていく。子どもたち二人からの根強いリクエストに応え、「小玉すいか」を一苗植えてみた。
 近くの畑を持つおじさんが通りがかって「おっ!すいかか。楽しみだねぇ」と声をかけて下さった。「え、ええ。素人なもので、どうなりますことやらねぇ…ほほほ」などと訳のわからないことを言って対応してしまったが、玄人おじさんから見たら「鼻で笑う」レベルなのかもしれない。まあ、失敗したら失敗したでその時はその時だ!

 子どもたちも現代の子にしては畑作業をよく手伝ってくれるので、作業もはかどりだいぶ畑らしくなってきた。
 あとはこの牛糞のオイニーさえ何とかなれば。うーむ。

 日中汗ばむ陽気だったことも手伝って夕食を食べる頃にはヘロヘロになっていたが、オッサンがいきなり「夜、ドライブがてら東京タワーへ行くぞ!」とか俄然張り切り出してしまった。「へ?」状態である。勘弁してくださいよー。どうせマイケル展に行くとかいうんだろー。
 オッサンは日頃わがままを言わないが、ことマイケルに関してはものすごいプレッシャーをかけ続けて(夕食食べた気せんわ)くるのでついには根負けして「入場料は自分の小遣いで払うこと」を約束にみんなでヨロヨロと東京タワーへ。
 
 東京タワーはGWということもあって、人気アーティストのライブでもありました?ぐらいの人口密度で賑わっていた。見ると展望台入り口には長蛇の列(数百メートルはあったろう)が延々と続いている。これまた中国人と思しき方々ばかり。中国の方には申し訳ないが、何だかちょっとあまりの多さに辟易する。マナー悪いしね。
 最初、マイケル展の列かと思って嫌気がさして家族に当たりまくってドン引きされてしまったが、よく見ると目的のそのマイケル展のチケットブースはガラガラであった(笑)。入場料2000円て、そりゃ空いてるはずだよね−。
 展望台待ち列のイライラしている人々を横目にサラッとマイケルチケットを手に入れ、物々しい雰囲気(黒人とかのスタッフがかなりの数、警備しているのでびびってしまった)の遺品展入り口へ。「写真はNGです!展示物の前の黄色い線から中には立ち入らないでくださーいっ!」の説明。はいはいはいはい。わかりましたってー。

 遺品展では300点ほどのマイケル愛用グッズが整然と並べられていた。曲ごとのコスチュームや愛用の靴、映画撮影時につかった小道具、マイケルが愛用していたピアノ(これがまたすごい、全面彫刻の中世ヨーロッパ風である)やロールスロイス(これも超のつく豪華さ。自分ちの車が果てしなく虚しくなってしまった…)、マイケルの肖像画、アクセサリー等々。ユニークなところではマイケルがコンサートの時に使っていたタッパーや魔法瓶などの展示もあった。子どもたちがマイケルにこのタッパーと魔法瓶で差し入れをしていたそうな。
 それらの品々をもっともらしく眺めていると突然オッサンがコスチュームを指さして「これさー、みんなレプリカでしょ?レプリカじゃつまんなくね?」と言うから仰天してしまった。「は?あんた何言ってんの?!これ全部本物に決まってんじゃんか!でなきゃ大枚2000円も払って誰が入るかいっ」「えっ!そうなの?お、おれ、もう一度最初から見直してくる」だって。彼は全部偽物だとなぜか思い込んでいたらしい。「遺品展」と銘打っている以上、レプリカだったら見事な詐欺でしょうよー。
 
 出口近くにマイケルのどでかい壁面ポスターがあったのだが、黒いスーツに身を包んだ黒人ブラザースのお兄ちゃんに「シャシン、シャシン、ドーゾ」と声をかけていただいたので(正直、チョット、コワカッタ)同じく緊張の面持ちの子どもたちを「ほれっ、ほれっ、写真いいってよ!」と促し一枚撮影。
 こんな感じでながーい一日終了。しかし、思わぬ出費がイタイ。

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※ニコリともしないクリハラブラザース。

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※かっこいいマイケル。惚れ惚れするねえ。

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※マイケルがかつて愛した「ネバーランド」の入り口に本当にあった看板?らしい。すごいねぇ。

 ●5/3:弁当持ちで県立四季の森公園へ出かける。お隣の区なので、20分程度で森林浴できるところが素晴らしい。当初、厚木でも行ってみるか?という話だったが高速道路情報を見ると既に「Uターンで大和トンネル付近を先頭に50キロ」とかなんとか聞いたので近場で決定。渋滞は嫌だ。齢になってくると余計に渋滞が嫌だ。どうにも我慢ならぬ。

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 森林浴は良かったものの、やっぱり公園内はそれなりの混み具合で、しかも遊び道具を何一つ持って行かなかった我がファミリーは犬の散歩以外することがなく。つ、つまらん。疲れた体に散歩はど、どうも…。
 公園終了後は再度畑で野良作業。

 ●5/4:ほとんど野良作業。畑はこの時期、雑草が所狭しと生えてしまってひたすら、「雑草抜き」に明け暮れる。いささか腰が痛い。

 ●5/5:連休最終日。「最後の日だからどこか行こうよ−」ということで、自宅から車で40分ほどの羽田空港へ遊びに行くことに。この羽田空港は栗原家毎年恒例のお出かけ場所である。別に飛行機乗る訳じゃないんだけど、空港内が結構おもしろいので毎年遊びに行っている。しかし、まあ、こちらも連日、家族ご奉仕にて疲労度ピーク。何となくぼんやりとしてしまう。
 空港はディパーチャーもアライバルもかなりの混雑度。みなさんもお疲れさまですね−。お腹が空いてきたのでカレーショップで昼食を摂った後、犬の散歩があったので空港隣接の「つばさ公園」へ。結構な強風の中、公園で犬を散歩させていて思ったのだが、ふと傍らの東京湾を眺めたらこの前まで海だったところが埋め立てられて景色が一変していた。羽田は今、滑走路を拡張していてどんどん周囲の海が埋め立てられている。なんか、海が泣いているような気がしてなぁ。
 夕方からはまたしても野良仕事。さすがの子どもたちも「畑仕事も飽きてきたー」と文句が出る。「あのなぁ!畑仕事は飽きたらあかんのよ!毎日の積み重ねが大切なんじゃから!」「えーっ、そう言われても飽きちゃったよー」「うるさいうるさい!やるって言ったらやるのだ!」
 子どもたちは終始、サボり続けていたが(当然だよね、こう毎日じゃね)ずいぶんと畑の苗たちも成長してきた。ちゃんと収穫できるといいのだが。
 しかし、いまだ牛糞くさい…。

 今年のGWは見事なほど天候に恵まれ、うまい具合に渋滞をくぐりぬけて目的地へも行くことができ、畑もそれなりに形ができて、何とも充実したお休みを送ることができた。
 いやぁ、しかし、それでも休みはやっぱり疲れるねぇ。もうお腹いっぱいだよ。 

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※畝をつくるオッサン。

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※ずいぶんと苗たちも大きく成長してきますた。
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