藁にもすがるオッサン。 [子ども・家族のこと。]
今日は期末最終日。
オッサンは試験期間中、毎朝5:30に家を出ている。
なぜかと言えば。
期末のための「詰め」が足らないので、試験前の僅かな時間を友達みんなで集まって勉強会をやっているらしい。みんな、目前にならないとやらないという、まさに「始業式前の夏休み宿題山積み状態」になっているのだろう。
前回あまり成績が芳しくなかったオッサン。
芳しくないお点をとってしまうとせっかくの試験休みは全て「補習出席」となってつぶれてしまう。
いくらなんでもひどい成績に自分でも愛想を尽かしたのか、3学期に入ってからは授業中の真剣度はもちろんのこと、期末に向けて先生が開催する放課後の勉強会なども全て出席しているようだった。
さっき、オッサンが置いていった荷物の山(いつもは学校に置いている書類等)をほじくりほじくりしていたら数学のプリントが何枚も何枚も出てきた。
「げっ、さ、さっぱり分からん」
小学校ぐらいであれば何とか理解もできたというものだが、中学に入るとさっぱり分からない。しかも大嫌いな図形!見るだけで蕁麻疹が出ちまうわい。
数学の他にも英語、理科、社会、国語とあるわけで、どうなりますことよのぅ。
英語なんて小テスト1点だったし(汗)。
オッサンにはいつも言っている。
親の頭を考えればそれほどの成績を彼に望むということは酷なことであろう。だったら、何か一つこれだーっ!と思う科目については精一杯頑張れと。何か1教科、自分で納得のいく成績を残せ、と。
オッサンは今回の期末に命をかけんばかりに緊張しているようで、仏壇に手を合わせたり、はたまた自宅にあった亀戸天満宮の学業守りを通学リュックに忍ばせたり、まさに藁をもつかまん勢いで最終的には神頼みである(笑)。
神頼み、というのは「人事を尽くして天命を待つ」という場合に有効なのであって、人事をあまり尽くさない我が愚息に果たして神のご加護はあるのだろうか…。甚だ疑問ではあるのだが。
2010-03-10 11:24
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