色々あらーな。

　先日、子ども達から「次の誕生日のプレゼントは…」とか言う話が出た。


　「誕生日…って鬼が笑うわい」と咄嗟に思ったが、考えてみたらあと２ヶ月
もすりゃ２人の誕生日なのだった。
　ついこの前誕生日だったのに、ついこの前クリスマスだったのに、ついこの
前正月だったのに、ついこの前卒業式と桜満開の入学式だったのに…
　
　どうして齢を重ねるにつれて時間が「終盤にさしかかった砂時計」のように
早く過ぎるのだろう。不思議だ。
　考えてみれば今年の11月がくれば京佑は13才、薫音は10才なのだ。
　
　今、昨年の写真を見てみると、ことに京佑の成長が著しい。
　何せ、小学校を卒業してからというもの、背がニョキニョキ伸び続け、ふと
横顔を見ると「ヒゲらしきもの」を発見、ニキビもちらほら、ついこの前ぐら
いから声変わりも始まった。人間、進化する動物だということを実感できる。

　背だって私は女性の中ではまあ大きな方（164センチ）なのだが、この夏を
過ぎてとうとうヤツは私の背の高さと並んだ。足のデカさなど27センチである！
こ、こわーい。○○の大足にならんようにせんとのう。

　京佑もご存じの通り、昨年からブログをつけているのだが昨年は6年生特有
の超忙しい行事生活や、受験の準備などもあったし、何より彼自身が能動的に
ブログをつける、という習慣を持てずにいたため、ろくに更新をしようともし
なかった。だが、最近になってブログの管理ページに記載されている訪問者数
に心から驚いた我が息子。心機一転、心を入れ替えたように毎日、何かしら題
材を見つけては楽しそうにブログを更新している。子どもの一年の成長を侮る
事なかれ。大人の一年とは雲泥の差なのである。
　キーボードだってほぼブラインドタッチに近いほどローマ字入力を身につけ、
驚くほどの早さで文章を仕上げるようになった。念のため、彼のブログはだー
れも大人は手助けしていない。全て自分で管理している。

　薫音も兄ちゃんに負けじとブログに励んでいる。
　実は薫音は今年に入ってから少々心を病んでしまい、一時期は心のお医者さ
んに通っていたほどだった。その上更に転居まで重なりどうなることやらと不
安は尽きなかったが、少ないながらも良いお友達に恵まれ、また、京佑のフォ
ローもあって時間はかかったけれど、元の笑顔の素敵な薫音に戻ってくれた。
　薫音は小さな頃から本当に小振りな子で現在も132センチ。華奢な可愛らし
い女の子だ。でもパワーは兄ちゃん以上！(^_^;
　山椒は小粒でピリリと辛い、その言葉そのものの薫音なのである。

　この場をお借りして、息子・娘と２人のブログをいつも見て下さっているゲ
ストの方々、本当にありがとうございます。どなたかがいつも２人を見守って
下さっているそのお気持ち、２人ともきちんと理解し、また感謝しています。
　たどたどしく、また拙い文面ではありますが、これからも親子共々どうぞ宜
しくお願いします。