カーマニア。 [子ども・家族のこと。]
木村拓哉さん主演の「エンジン」というドラマがある。少し前の作品にな
るのだが。木村さん扮する次郎(字がわからん…)がカーレーサーという設
定のドラマ。
それをレンタルビデオで借りてきてからゴマジが俄然車に興味を持つよう
になった。
以前、うちはスープラに乗っていたのだが、その時の話を何度も何度も聞
き返したり、そのスープラの頃を撮影したビデオや写真を引っ張り出してき
て興味深げに眺めていることもあった。
しかし、スープラは単なる「きっかけ」に過ぎず、少し時間が経った彼を
強烈な個性で惹きつけたのは日産スカイライン「GT-R」。型式はR-35の現
行モデル。いやはや、お値段はここに書きたくないぐらい高価な車である。
私もGT-Rは好きだけれど、実を言うと現行モデルにはあまり興味がなく、
(あまりにもスタイリッシュになってしまった気がして、別次元の車のよう
に思っちゃう)32とか34とかそのあたりに魅力を感じていた。
しかし、ゴマジはどこまでも35一筋だ。
我が家からそう遠くないところに中古車のGT-R専門店がある。彼は登下
校の折、バスの車窓からそこを眺めることが日課のようになっていて、僅
かな在庫の入れ替わりにも細かくチェックを入れているようだった。
現在、現行モデルの中古車が1台、ショールームに飾られているが、確か
お値段は598万だったか…、私などため息しか出ない。
一体、誰が購入するわけよー、と不思議に思う。
しかし、ゴマジは「いつかオレもあの車を…」と言うような思いでいる
んだろうなぁ。若いということは素晴らしい。可能性が沢山ある。
ついこの前(といっても大人の「この前」は子どもからすると「昔」に
なりかねないが)までポケモンが大好きで、妹と二人でポケモンごっこに
興じていたのに、それはそれは鮮やかな転身劇だった。それほど車の魅力
は大きかったのだろう。
車に興味を持ちだしてからはポケモンの「ポ」の字も言わなくなった。
生意気にOPTION(車雑誌)を読み、暇さえあればネットにつないでは
GT-Rの情報を収集するゴマジ。以前はPCを使うのはほぼ私が100%だっ
たが、今では完全に逆転し、ゴマジが使っていない時を見計らって「申し
訳」程度使わせてもらう有様である。
曾て、彼が幼稚園の頃には「きかんしゃトーマス」、小学校に入ってか
らは「ポケモン」。小学校高学年からは任天堂DS。しかし、それもある
時、ソニーのPSPにガラッと変わってしまった。そして今回のGT-R。
子どもの興味は時に冷酷なほど180度転換して、次のステップに入って
いくのだなぁと痛感。
免許を取るまであと5年余り。
彼のGT-Rに乗りたい!という夢はいつか叶うかな。
叶ってほしいな。
※いよいよ秋も深まりて、あまりに綺麗な夕刻の空を撮影。
これから日がどんどんと短くなって一日が慌ただしく感じるなぁ。
2009-09-26 12:07
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