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彼がプレゼントしてくれたもの。 [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]

 プッコさんが学校からもらってきた(もっといいものもらっておく
れ〜)恐らくインフルエンザに罹患し、寝込むこと3日間。
 何とか少し復活…かな?気づけばもう明日から「師走」。

 本当はゴマジさんとプッコさんで行くはずだった「This is it」。
高熱でどうにもならないプッコさんのピンチヒッターとして先週の水
曜日、近くのワーナーマイカルで学校帰りのゴマジさんと待ち合わせ
をした。

 しかし、当日朝から体調がおかしいことに気づく。どうにも体がつ
らい。咳も出る。「むむ。もしかしてプッコさんのをもらったか」そ
う思うも、This is itの公開はこの週の金曜日で終わり。マイケルの大
ファンであるゴマジさんの大落胆を考えたら這ってでも行くしかない
と決意。節々の痛む体をなだめつつ、他の方に迷惑のかからぬ様、マ
スクをつけて夕刻に現地へ向かった。

 いやぁ、混んでました。会場。ここの映画館それほど混まないんだ
けど、人でごった返してるじゃないの。余計に節々痛くなったわ。
 チケット売り場の電光掲示板に目をやると「THIS is itは完売となり
ました」となっている。ネットから予め購入しておいてよかった。
 ゴマジさんと二人で「やっぱマイケルの力は偉大だよね〜」と言い
合う。

 近頃のゴマジさんのマイケルフィーバーっぷりは物凄いものがあっ
た。「なぜそんなに?」というほど彼に入れあげている。帰宅すれば
すぐにネットサーフィン。そのほとんどはYouTubeで彼の映像を見る
というもの。その動画をダウンロードできるソフトを購入し自分のPSP
に保存。最早、私でも分からないほど最近の彼はパソコンに精通して
いるように見える。それもマイケルのお陰だろう。
 文字通り「寝ても覚めてもマイケル」状態である。

 その彼が、This is itを観たいというのは至極当然であり、この日を
どれだけ楽しみにしていたかわからない。

 会場の準備が整い入場のアナウンスが響くと同時に私たちはゲート
の中へなだれ込んだ。昔の映画館と違って今は全席指定だから走る必
要もないのだがー。
 
 This is itのマイケルはとても素敵だった。私だけかもしれないけど、
マイケルはもうその先にある「永い旅」を予想しているかのように持
てる力すべてでダンスを踊り、類い希な声で歌を奏でているように見
えた。
 その真っ白で華奢になってしまった顔は、それでもまるで天使のよ
うだった。

 一時期、スキャンダラスなニュースに包まれ私自身も「マイケル、
もう終わりになっちゃうんじゃない?どうしちゃったんだろ」と思っ
ていた頃もあったけれど、マイケルはやはりダンスと歌のために生を
受けて、それをすべてとして生きてきたのだ。This is itにはその彼の
全人生が浮き出ていたと確信できる。

 皮肉なことにゴマジさんはマイケルの死後、彼の大ファンになった。
 彼方に旅をするマイケル…これからも永遠に彼のリアルの姿を目に
することが叶わない。
 幸運なことに、私自身は十代の頃、マイケルのスリラーをきっかけ
にそのリアルな姿をいくつもいくつも目にすることができた。これだ
けでも今考えればとても貴重に思える。
 マイケルの歌が好きで好きで、どこへ行くにもラジカセにお気に入
りの曲を入れて出かけた日々。ゴマジさんを見ているとそんな昔の自
分が蘇る。

 親子でマイケルの話をできる日が来るとは。マイケルにそういう時
間をもらうことができたことを心から感謝している。
 こんな風にして世界中のあちこちでマイケルを中心とする素敵なエ
ピソードが数知れず溢れていることだろう。これもマイケルの歴とし
た功績に他ならない。こうして様々な形でマイケルはみんなの心に生
き続ける。

 まあ…それにしても、私自身も持てるだけの力を振り絞って出かけ
た映画館。帰りにはどうにも歩けず、大枚はたいてタクシーで帰宅し、
すぐに布団に潜り込んだのは言うまでもない(既にゴマジさんのブロ
グで暴露されてしまった…笑)。

 上映期間が短いThis is it。来年にはDVDが発売されるそうである。
 またリビングで、今回行かれなかったプッコさんを交えて皆でマイ
ケルに会うのがとても楽しみ♪
 マイケル、ありがとう。
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