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七回忌。 [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]



 12/14は父の命日です。
 早いものでもう七回忌を迎えます。
 14日は(月)で仕事があるので一日前倒ししてごくごく内輪での七回忌となりました。




IMG_2359.jpg


 月日の経つのは早いもので、父が逝去してからもうそんなに経ったんだな、という事実にただ
驚くばかりです。

 形式張ったことが大嫌いだった父。
 ですからお葬式と納骨以外での読経や法事は一切なし。それでも今回のこの七回忌は一つ節目
のようなものを感じたので、朝から仏壇をピカピカに掃除し、みんなでお線香をあげ、父の元気
だった頃の写真をテーブルに立てかけながら、家族だけでささやかな食事を。生きていれば今年
は米寿。父が愛してやまなかった「日本酒」に「米寿」というブランドがあったためこれは丁度
いい!と、1合分をグラスから溢れさせてもらって父の写真の前に置きました。

 久しぶりで日本酒の独特な香り。
 不思議なものですね。
 日本酒の香りを嗅ぐと父のことがリアルに思い出され、なんだかこみあげるものがありました。
 傍らの写真を眺めたら、なんだかいつもよりにこやかに笑っていてくれる気がしました。
 お坊さんの読経はなかったけど、とても良い七回忌になりました。

 私は父が40歳の時の子どもです。
 だから多分普通のお父さんよりも一緒にいられる時間はちょっとだけ短かったように思う。
 そんな意味でもやっぱりできるだけ親になるのは若いうちなんだな、って感じたりもします。
 子どもにとってはいつまでも親には元気でいてほしいものだから。

 
 私は結婚して、夫の親も会わせて当たり前ですが4人の親がいたわけですが、一昨年に義母が、
今年の4月に義父が亡くなり、今は私の母一人となってしまいました。
 いつまでも、いつまでも元気でいてほしい。
 年老いた母の小さな背中を見ていると切実にそう思います。
 精一杯親孝行しなくては。

 
 今でも時折、父の夢を見たりします。
 それも晩年の父ではなく、まだまだ現役で元気な頃の姿が出てくるんですね。
 それで、夢なのに「なんだぁ、父さん!元気だったんじゃん!」なんて思ったりしてる(笑)。
 で、なんか夢の中でその父と話していることで安心しきって涙をポロポロこぼしていたりする
わけです(自分がね)。目が覚めると本当に涙が(笑)。
 まだまだどこかで父のことを吹っ切っていないのかもしれません。
 親がいなくなるってどこか恐い。どこかでそういう甘えが自分がいるのでしょう。
 いくつになっても子どもは子どもです。
 父はきっとこんな情けない私を見て「しっかりしろよ!お前には子どももいるんだぞ!自分の
足でしっかり立つんだ!」と言っていることでしょう。

 
 話は変わりますが、2日ほど前に近くの寺家ふるさと村へ紅葉を見に行ってきました。
 少し前から母が切望していたもので、一回目は少し紅葉に早すぎて、今回が二回目です。
 今年は暖冬のせいなのか?、紅葉があまり綺麗じゃないという話をよく耳にしますが、この日
行った寺家山中の紅葉は目も覚めるようなグラデーションの色彩。
 ただただ感動しながら眺めました。

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 image1(1).jpg

 こんな綺麗な紅葉、見たことない!ってぐらい美しかった。
 とても風の強い日だったのですけど、ここは山中にあって周囲を山が守ってくれているので、
葉っぱが落ちずに済んでいるんです。すごいですよね。
 一番良い日に母や子どもたちと一緒に散歩がてら紅葉を愛でることができとてもすてきな時間
になりました。

 もうすぐ冬枯れ。
 はげちょろけの木は春に向けて準備はしているんだけど、見た目には寂しいからしばらくは寒
さと共に我慢ですね。
 
 こんなこと今から言うのもなんだけど、春が待ち遠しい〜っ!(笑)

 さて、また明日から一週間。
 頑張ろう。


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