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どっちがいい? [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]



 寒い。
 寒い。
 寒すぎる。
 とうとう自室が13度まで下がるようになってしまった・・・。
 とうとう大嫌いな冬本番がやってきたもうた・・・。



 今日はそんなにブログネタがないので、つれづれなるままに!?ちょっと色々考えていること
なんかを書こうかな。

 そうだ。
 このブログ、記事数300を超えました!! 
 ふと気づいたら超えてた(笑)。
 全然、面白くもないようなことばかり書いてきたけど(自己満)それでも続けることって意味
があるんだ〜ってちょっと思ったりもした。
 さあ次は500を目指すぞ!

 
 この前こんな記事を見かけました。

 「昭和と平成どっちがいいのか」

 皆さん、どう思われますか?きっと昭和生まれの方だったら「平成とどっちがいいのかな」って
漠然と考えたことあるんじゃないでしょうか?

 自分は平成も悪くはないかな、と。
 だけど、個人的には昭和が良かった、かなぁ。

 まあ考えてみるともう既に「昭和も遠くなりにけり」なんだけれども・・・。

 遠くなるからただ懐かしんでいるのかもわからんけど・・・。


 でも、なんかやっぱり昭和って楽しかったですよ、自分的に。
 世の中が寛容だったように思いますね。
 
 今ほどメディアや情報網が緻密でなかったせいだろうけど、何事においてももっとのんびりして
寛容だったことは確かでしょうね。
 
 身近なところで気づくこと。

 ・学校の連絡網がなくなった(個人情報)
 ・学校のクラス名簿もなくなった(個人情報)
 ・なんかちょっとしたことでも全部ニュースになったり炎上したりする監視し合う世の中
 ・隣三軒両隣という言葉が過去の遺物になりつつある?

 まあ、書けばもっと色々あるけども、これだけでも思うことは人間関係が「希薄」になったん
じゃないでしょうかね。

 ちょっと何かすると「個人情報」。だからそれ以上踏み込まない。
 踏み込めないよね、こわくて。

 だから年賀状だって本当に仲の良い友達ぐらいにしか住所を聞けないし、しかも今はスマホ
とかあるから年賀状なんてアナログなこと、あんま流行らないよね。きっとね。

 平成生まれの人たちなんかは平成しか知らないわけだから(うちの子らもそうだが)昔の話
をするとえらく驚いてますよ。


 私が生まれたのは昭和43年。
 昭和43年と言えば30年代よりは薄くなっただろうけど、それでもまだ戦争の跡を引きずって
いる世の中でしたね。戦争の影を引きずりながら高度成長に向かっていった時期っていうんだ
ろうか?
 
 路線バスはまだ「ボンネットバス」(フロントがトラックのような形)、アパートだって、
共同トイレに共同風呂(風呂はないところも多かった)。だからみんな洗面器もって風呂屋へ
行ったよね。
 駅の改札は入鋏。駅員さんがパチンパチンと切符に鋏を入れてくれてました。
 
 今の子たちは切符に鋏を入れることすら知らないわけで。

 
 小さい頃、近所にあるアパートの子どもとよく遊びました。
 そのアパート、本当にボロでさ。でもあったかみのあるボロアパートで。
 その友達だった女の子に妹がいたの。

 でもあの時代ってほんと貧乏暮らしの人も多かったから、その子の家も生活は厳しくてそれ
は子どもながらに手に取るように分かった。
 ある日、その子が珍しくあめ玉なめてましてね。そうしたら妹が横から来て「お姉ちゃん、
自分もあめ玉食べたい!」ってだだこねて泣き出した。
 そうしたらお姉ちゃん、自分がなめてたあめ玉を妹にやったんです。

 今だったら「きたない」とかさ「衛生的にどうなの」とか、そういう風になるんだろうけど、
私にはそれがある意味、違う意味で衝撃だったですね。自分がそのまま食べたかったであろう
あめ玉を妹に。
 多分、私は5〜6歳であったと思います。それでもそのときの光景も風のにおいもその子の表
情もはっきり目に焼き付いてます。

 そんな時代でした。

 今みたいにさ、スマホもなければパソコンもない。
 なんもないですよ、ほんとに。

 だけど、いつもあの頃のことを懐かしく思いますね。

 だってあんなに時間がゆったり流れていた、なんて今となってはもうないですもの。

 
 悪いことをするいたずら坊主は、近所の恐いおじいちゃんに怒鳴られた。親だけじゃなくて町全体が
その子を見てましたね。

 そのじいちゃんの家にいたずら坊主はいつも野球ボールを当てるわけです(わざとだったのかな?)。
 そうすると盆栽がたくさん並んだ軒下からじいちゃんが浴衣姿であらわれて「またか〜っ!またそう
いうことやってんのか〜っ!このバカモノが〜〜〜っ!!」ってそりゃすごい形相で(笑)。

 今なんてきっとそんなことしたらすぐにツイッター拡散だよね。

 「じいさんが子どもを目の敵にしてる」とかさ。
 喧々囂々大変よ。「子どもはボール遊びをすることもできないのか」とかさ「子どもだって悪気が
あってやってるんじゃない」とかさ(笑)。分かった風な奴らがたくさん登場してきて炎上しそう(笑)。

 
 昔、詳細は控えますけど(でももう時効だし気にせんでもいいのかな)路線バスに母と一緒に乗って
いたときのこと。
 デパートで買い物をした帰り道のことです。
 雪の降る寒い日でした。

 途中で運転手さんが「ちょっとすみません!」といってバスを一旦停止して急ぎ下車し、用
を足したことがありました(笑)。きっとどうにも我慢ならなかったんでしょうね。
 でも乗客の誰一人、それを咎める人も居なく、みんな静かに待っていたことを憶えています。

 今だったら。
 これまたツイッター拡散でしょうね。
 それどころからその模様を動画で撮影して報道に送りつける輩なんかも絶対に出てきそう。
 そんでもって最悪、夕方のニュースに出てきそう。

 「バスの乗務中に乗客を放り出して用を足した不届き者の運転手!」とか言ってさ。
 そんで、そのバス会社までマスコミが押しかけてさ、営業所長がお詫びするみたいな。

 いつかなんか、路線バスの運転手さんが路線ルートを間違えただけでもニュースになってたぐらい
だものね。

 つい数年前なんかは、プッちゃんの通っていた中学で夏の部活中、熱中症で倒れた生徒が数名いま
してね。それだけで夕方ニュースですよ(笑)。
 詳細は控えますけど、学校側のその後の対処が気の毒なほど。大変なんてもんじゃなかった。
 別にそんなにしごきがすごかったとかじゃないんですよ。自分も学校よく行ってたからそれぐらい
わかるじゃない?それに今の学校はモンスターペアレンツも多数存在するためか昔みたいに居丈高
な態度とったり、生徒に無理強いをするなんてことできないですよ。そんなことしたらすぐに市の
教育委員会から大目玉でしょうし。

 単に昨今の夏が暑すぎるからバテちゃったんでしょう。ただそれだけの意味合いだと思います。
 なのに、ニュースですよ。ご丁寧にヘリまで飛んでね。
 そのときも正直「報道ってこわいな」って思いました。
 
 いつも思うんですよね。
 「そんなことまでニュースにするの?」
 というような案件をさもさも大事件みたいに報道するんだなって。
 やむにやまれずやってしまった、というような事件性0でなおかつ十分情状酌量の余地ありっしょ!
ってことまで、これでもか、と白日の下にさらされてね。

 だからみんながみんな、自分が「スクープ」をしてやるぞ!みたいな風潮になってるんじゃない?
って。

 まとめて言うなら「監視の世の中」だって思うわけです。

 
 昭和の古い人間にとっては、窮屈だな〜って思うことしばしばですよ。
 なんか、年取ったのかもしれないけど、「昔はそんなことなかったのにな」って思うことが
いーーーっぱいある。

 このある意味クレイジーな監視社会、どこまでエスカレートするでしょうか?
 この先行き着くところはどこなんだろう?

 冒頭で「平成も悪くない」と書いたのは、正直な気持ちです。
 平成になってから子どもとも会えたんでね。
 
 それに。
 世の中便利になりましたし。
 ネットで出前とって、ネットで夕飯の買い物届けてもらって。←腰痛に悩まされる私にとっては米を
筆頭とする重い食材を運んでくれるネットスーパーは神様です。
 アマゾンは一時間で配達(※)してくれてスマホでタクシー呼べる時代です。
 ※まだ場所は限定らしいですけど。

 でもさ、その究極の便利さと引き替えにずいぶん捨てたもんもありますよね。
 それがなんか、自分が幼かった頃の「時代の穏やかさ」だったんじゃないか、と。
 あの頃と今ではもう全然違う人生を生きてる気さえしますね。
 だから、「またババーのうるさい話がはじまった!」と言われても子どもたちにはそうじゃない
世界もあるってこと、これが全てじゃないよ、と価値観の多くを伝え続けてやりたい。
 
 皆さんにとって「昭和」ってどんな時代でしたか?
 そして「平成」はどうですか?



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