矯正、その後。 [口唇口蓋裂のこと。]
久しぶりの矯正日記です。
このカテゴリー自体の更新はめちゃくちゃ久しぶりですね…!
それぐらい殆どの治療が終わったということなのだと思うと感慨深いものがあるのですが…(#^_^#)。
現在は、これまでに何度かここでもお話をしていますように、昭和大・形成の方はほぼ卒業と
なりまして(本人が修正を希望すればまた別なのですが)、矯正オンリーの治療となっています。
最初の治療計画では18歳でワイヤーがとれるはずだったのですが、学校だなんだで治療を結構
サボってしまいまして(まじめに行っていればもう終わっていたかもしれないという感じです)
今に至ります。
担当の先生によれば恐らく来年春ぐらいには全ての治療が終わりそう、とのこと。
現況、長らく続いていた「上あごを広げる、前に出す」という矯正はほぼ終わりを告げ、これ
までの治療によって多少歯列の中心がずれてしまっているため、中心を真ん中にもってくるよう
な矯正方法をとっているようです。
上あごを広げる、も、歯列の中心をとる、にしても、どちらにしても治療を終えた後の数日は
痛みを訴えます。最初のうちなんていうのはこの痛みに本人も敏感でほんと大変でした。
今はだいぶ慣れたみたいで、あきらめていますが。
上記の治療に加え、およそ3年ぐらいまえからだったかな…、夜、就寝前に↓のようなゴムを
上下の歯列に引っかけて寝る、というような治療もやっています。
※袋の下にある小さなゴムが歯列矯正ゴムです。
このゴムをすることによってバネの到達進度を速めたり、顎の位置の調整をするそうなんです
ね。
(上の歯列と下の歯列でゴムの引っかける場所を変えることで顎の位置調整をします)
※袋の裏面はこんな感じ。
表面の絵が面白いですね。「鳥居」です。
これ、人種によって顎の大きさも違うということで恐らく国ごとに細かく分かれているものと
思われます。恐らく日本の象徴が「鳥居」というイメージなのでしょうね。
と思いきや、今はあまり使っていないのですが、こんなゴムもありました。
ビーちゃん曰く「ストロングゴム!」比較して分かりますか?
左が通常使用のゴム、右がストロングゴムです。
画像ではちょっと分かりづらいんですが、ストロングの方は厚みが普通ゴムの2倍、内径も
小さい。ということは、ものすごく締め付けるわけです。
「これつけるとマジやばいよ。慣れるまですごい大変だった」とは本人談。
しかも、この画像、なんかローマっぽい感じの絵なんですが、下にはGREECEとある。
これってなんだ?って感じです(笑)。必ずしも国名じゃないんですね。
自分が矯正ってのは縁がなかったので、こんなゴムもあるんだ〜と感心したことを覚えてい
ます。
そしてそして。
治療費の面の話も。
当然の話ですが、満18歳を以て長らくお世話になってきた「育成医療制度」が終わりました。
赤ちゃんの頃からずっとお世話になってどのぐらい助けられたか分かりません。
治療、手術、矯正、において助けていただいていたため、やはりそれが終わるとなったとき、
これからはもう何も助けがないんだな…(というと語弊があるかもしれません。どうかご勘弁を)
と不安になったことを憶えています。
実際に、矯正の治療費について助けていただいていた部分がなくなるわけですから、毎回の
治療費も倍近くにアップしました。
ただ、そもそもが矯正歯科というのは自費であることがいっぱんで、そこへ行けば口蓋裂治療
の一環として矯正は保険がききますので、その点においては感謝せねばなりません。
ビーちゃんの歯列は幼い頃、ことに前歯部分が奥に倒れ、反対咬合もいいところでした。
それが矯正のおかげもう写真でも見なければ以前の歯列が思い出せない程、今では美しい歯並
びになっています。
矯正治療もラストスパート、来年春頃のゴールを目指して月1治療で頑張っています。
2015-11-28 16:49
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