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犇めきあい。 [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]



 最近、なんでこんなに?!と思う程にやることが犇めきあっている。
 この「犇(ひし)めく」という漢字、面白いよね〜。
 牛が3つ笑。
 本当にギュウギュウな感じすんもん笑。






 一番の要因はやっぱり夏前から仕事が増えたことなんですよね。
 「お父さん(高齢の旦那)の具合が芳しくなくて介護しなくちゃならない」ってことで、同僚の
おばちゃんが急にやめることになっちゃった。ものすごくベテランのおばちゃんだったんです。
勤続10年以上。
 性格はともかくとしても(苦笑)、仕事を趣味のように本当にきめ細かい部分まで行き届く人
だった。

 学校側としてはすぐに後釜を探すべく、ハローワークへ求人を出すもまったく声がかからない。
 数週間待ってやっと応募してきた人はどちらもかなりの高齢。
 人事担当の先生が面接したらしいんだけど、どちらも言い方は悪いが「使えない」と感じたそう。

 そこで私の元へおはちは回ってきた。

 私の勤める大学は渋谷という立地もあって、校舎がいくつにも分かれてるんです。6-7校舎ぐらい
なのかな。
 1つの校舎自体はそれほど大きくはないがために、だいたい一人の人間が1つの校舎を受け持って
メンテナンスクリーンをしてます。
 ところが私の担当している校舎はキャンパスの中で一番大きな建物。
 だからこれまでは私と、前述のおばちゃんと、この二人で受け持ってきたんです。
 おばちゃんは共用部分、私は教室部分、ということで。

 教室だけでもかなりの大きさがあるので、これまでも家族にヘルプを頼んできたりもしてました。
 私が一昨年から腰を痛めてからというもの、ほんと授業が多い日なんかは家族総出みたいな形で
受け持ってきたわけです。(メンテは授業のひけた夜間に行うので、学校はだ〜れもいません。だ
から先生にも許可をとって家族みんなに手伝ってもらってます)

 先生から「アールグレイさんに両方を受け持ってもらうことをお願いしたいんだけど…」との
電話がかかったとき、ある程度覚悟はしていたけど、「うわ。やっぱりそうなったのか…」という
不安ばかりが広がってしまった。

 こっちは年取る一方、体力も落ちる一方の年代にさしかかってるのに、やっていけるかな〜って。
 
 清掃は体力勝負ですからね。

 しかし、おばちゃんがやめようがどうしようが授業は毎日行われるし、外国人ばかりの校舎だ
からどんどん汚れてしまう。何しろゴミの捨て方も知らないような国からの留学生を受け入れて
いるわけですから。
 時間とゴミは待ってはくれない。

 それで正式に引き受けました。
 浪人中のビーちゃんや今年から高校生になったプッちゃんにも手伝いをお願いして、学校との契約
はこれまで通り、私と、新たにビーちゃんに学校との雇用契約をしてもらった。
 確かに給料は結構良いと思いますし(体力使う仕事だから当然ちゃ、当然なんだけど)時間の融通
もきく。何しろ、兄と懇意にしている大学だからある程度こちらの希望も通るんです。
 
 そう思って始めたものの…
 現実はそう甘くない。
 まず若い彼ら(子ども達)にある程度「汚い仕事」をしてもらうのが親として単純に可哀想だと
思ってしまう。
 そして、まだ若いだけに仕事上の融通が利かない。
 清掃って、臨機応変なんです。
 こうと決めてその通りになるわけじゃない。
 
 だからルーティンはあっても後はその日の状況にあわせて自分なりにセッティングしていくわけ
なんです。
 しかし、口でいくらそれを教えても若い彼らにそれがなかなか浸透しない。
 結果、時間内に終わらない、手つかずになる、という状況が生まれるわけです。

 ただし、ビーちゃんに関しては、彼はもう本当に中学の頃から手伝ってくれたりしていたので、
ある程度の仕事はできますし、仕事に対しても能動的です。まだまだぶきっちょだけど自分なりに
仕事を組み立てているようにも思えます。

 プッちゃんは。
 やっぱりまだ年端がいかないせいもあるのか仕事に対してどこまでも受動的になってしまう。
 まだまだ社会経験に乏しいし、この辺は私がもっともっとフォローし続けなければならないし、
根気よく教えていくしかないと思う。
 「仕事場では私は母親じゃあないからね。貴方たちの上司だから」と口では言ってみても、やっぱ
りどこかで馴れ合いが起きてきてしまう。
 難しいよね。

 加えて、校舎がかなり大きく、仕事内容が大きく広がったことでまだ自分自身もうまい仕事の回し方が
体得できていないせいもあり、一日終わると身体がギシギシ音を立てそうなほど、くたびれ果ててしまう。
 傍らを見れば、授業が立て込む日、仕事帰りに手伝ってくれるカズちゃんも作業を終えると目が引っ
込み…。
 まだまだ最良の形、ベターな形に仕事を安定させるには時間がかかりそう。
 うるさいおばちゃんだったけど、おばちゃんがいて仕事を区別してやれていたころが途轍もなく懐かし
く感じられてしまう。
 子ども時代のように地団駄踏んで「もうやだよぉ〜!」って無邪気に泣けたらどんなに楽だろう?
 今、実際にあたしがそんなことやったら子ども達、ものすごいドン引きだろうね笑。

 話を元に戻して、こんな状況があるもんだから、おばちゃんがいたころのように完璧な仕事となる
とそのレベルにはほど遠く、先生方にも文字通り「目を瞑ってもらっている」状況なのですが、そんな
状況レベルにしかもっていけないにもかかわらず、私を含めてみんな疲労困憊。
 今一番の心配は…そろそろビーちゃんの大切な時期が近づいているので、しばらく彼には仕事を休んで
もらって勉強に、と思うのですが、前述通りまだシフト的に家族内でうまくいっていないので、簡単に
「お疲れさん、あとは任せて」と言ってやれないのです。

 ボランティアではない。
 お給料をもらってれっきとした「職員」として働いている以上、無責任なことはできない。
 その辺の狭間でかなり苦悩するわけです。

 その上、今年は私自身が今住んでいる公団の代表委員でして(;´Д`)。
 ものすごい活発なんです、ここの管理組合活動。
(いっつも思う。そういうのが好きなジジババが勝手にさ、そしてあくまでも自主的にやってくれ!
と。苦笑)
 今年はうちの番になって、しかも総務という役割になったため毎月の定例会の議事録作成やら
まつりなんかのイベントやらで結構拘束がきつい。あ〜あ。まだ来年3月の任期満了までなげーなぁ…

 ああ〜〜〜〜〜〜っ!もうっ!!!
 どうすればええんじゃえーーーーー?

 今日は思いっきり愚痴暴露大会になっちゃいました。
 ご勘弁を。

 
 気分を変えて♡

 この前、ビーちゃんと仕事に出かける途中、青葉台の駅でこんな風景を見ました。

-2.jpg

 キレイっすよね〜。
 もうほんと、こういう季節になったんです。
 でも、ちょっとやっぱり気持ちが焦ってきますわね。

 そしてこの後、仕事前に少し時間があったもんだから、夜遅くまで勉強とそして仕事の両立に
腐心しているビーちゃんにお礼と、そしてほんの少しの休息を、と思いまして職場近くにあります
プラネタリウムへ。

-3.jpg

 投影前のひととき。
 今は上映プログラムが「世界の星空散歩」とかいうもので、60分弱、世界各地で見る天の川を
堪能してきました。

 ナレーターは男性の職員だったのですが、あれってすごいですね。
 全部、アドリブなんですって。きっと基本的には台本があると思うのですが、それを全て暗記
してその上でその日の状況にあわせて観客に説明やお話をするんです。 
 自分には絶対無理。
 それだけにほんと尊敬です。

 あたし、ずっと思ってたもん、あれはきっと特殊な台本(会場が暗くても見える文明の利器み
たいな笑)があってそれを読んでいるんだと笑。
 そうしたら全部、暗記とアドリブだそうです。
 こりゃあ、ディズニーリゾートのアトラクションキャストより大変だど?!

 各地、各所で色々な仕事をしている人がいる。
 みんな、仕事に真剣に取り組んでいる。
 自分も含めて。

 だからきっと毎日が犇めきあっているんだろう、って勝手に思ってます。
 犇めきあうのは真面目に取り組んで、正面から受け止めてるからだろうって。

 これも人生勉強、ですね。
 がんばろ。自分。
 がんばろ。みんな(^_^)V




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