アベカンロケット。

　昨今、面白いテレビが全くなく。
　ほとんど民放テレビをつけることもなく。
　自分が好きで録り溜めたものばかりをローテ的に見ることが多く。



　
　そんな中、今季の「下町ロケット」は断然面白くて毎週楽しみにしています。
　「半沢尚樹」と同じ池井戸潤氏の作品をテレビドラマ化したもので、半沢も最高に引き込まれ
たので今回、下町ロケットはリアルタイムで見ようと初回から録画をして楽しみにしてました。
（半沢は、実は当時、堺雅人さんのことがちょっと苦手だったもんだから、食わず嫌いでリアル
タイムでは見ませんでした…。境さん、勝手な思い込みでゴメンナサイ）

　同じ作家だからどうしても話の展開は「次はこうくるかな？」というのがあったりもするけど、
それを引いて余りあるほどのおもしろさ。
　私、企業モノの作品って好きだなぁ。

　久しぶりで「来週が楽しみだ〜」というドラマが出現した感じです。

　今年に入って見たものといえば、「銭の戦争」これいっこ（さみし〜！！）
　この作品も草彅クンの、時に狂気迫るほどの熱い演技にシビれ、毎回とても楽しみにして
ました。

　それからずーっと間が開きまして(^^ゞ、今回のロケットであります。

　
　そもそも、アタクシ、アベカンさんが大好き。
　
　ずいぶん前だけど「ドラゴン桜」が放映されてましたが欠かさず見てました。

　その後、「CHANGE」（木村拓哉主演）の脇役としても出演されているのをすごく楽しみ
にしていて。
　
　アベカンさん、「味」があるんすよね〜。
　あの濃すぎる顔から繰り出される意外なほどのコミカルな演技。
　そこにやられちまうわけなんです。
　高すぎるほどの身長とあの濃すぎるほどの顔（笑）。
　
　もちろん、テルマエ・ロマエも拝見しましたとも！
　ええ。
　ええ。

　でも、自分的にはアベカンさんにはドラゴン桜のようなああいう役がすごく似合っていると
思うのです。
　そして今回の「夢を追う熱血社長の役」も…！

　きっとそれはアベカンさんご自身がこれまで様々な苦労や壁みたいなものを乗り越えていら
っしゃったことの証じゃないかなって思います。そんな熟練された味がアベカンさんの魅力！
（アベカンさんの魅力、その経歴はWikipediaで読むととても興味深いですよ！私も驚きと同時に
彼のこれまでの惜しみない努力に圧倒されました）

　
　やっぱりドラマに誰がキャストされるかってとても重要ですよね。
　例えば原作を知っていても、自分的にあまり好ましくないキャスティングだったりすれば、
見る気なくしてしまいますし。

　
　今回、下町ロケットは脇を固める役者さんたちもとても絶妙だったと思いますね。
　
　例えば吉川晃司さん！
　年を重ねても彼はかっこいいなぁ。
　あのスタイルを維持できることってすごいことですよ？
　
　若かりし頃（10代のころね）、吉川晃司さん、デビュー前から惚れ込んで、何を隠そう彼の
初主演映画「すかんぴんウォーク」見に行きましたとも！はい！
　話自体はなんかよくわからん不思議な話でしたけど（笑）、水球をやられていて素晴らしい
逆三角形のスタイルに、あの精悍なフェイス。好きにならん方がおかしいでしょう？！

　あの頃も若さ故のスマートさとかっこよさがあったけれど、今は今でまた違う意味で渋くて
かっこいい。

　このまま続けて行くと明日の朝にいきついてしまいそうなので（笑）、この辺にしなくちゃで
すが、今から来週の放送が楽しみです。待ちきれないっすわ〜。

　
　池井戸潤さんの作品はいくつか読ませていただいたのですが、下町ロケットは以前絶対に購入
していたと思うんだけど、そのまま読んでなかったんですね。それで今回ドラマ化されることを
知ってから「あっ！」と思って本棚を探したんだけど、どこにもない・・・。あの表紙、絶対に
見覚えがあるんだけど、あたし何やってんだろう？
　
　我が家の本棚に限りがある（ほんっとにあまり場所がなくてこれまでどれほど泣く泣く処分を
したかわからないぐらい…できればみんな保管したかった…）ので最近はKindleに代えました。
　Kindleならデジタルデータだから本棚を圧迫しないので。
　それにね。
　だんだん老眼が進んで、リアル本の文字の小ささが身にしみるようになってきたんですね。
　Kindleなら少し文字が大きめで、しかもバックライトがついているので目に優しい。長時間、
読んでいても目がしょぼつかないです。

　なので、Kindle版の当該作品をダウンロードしました。
　
　一気に読みましたとも!!
　面白くて引き込まれて。
　
　そうして改めてドラマを拝見する感じになっているのですが、原作の良さを曲げることなく、
現時点までは殆ど忠実に再現されているように思いますね。
　原作とドラマがかけ離れてしまうとそれも自分としてはあまり好ましく思わないので、この
あたりについても気持ちの良いドラマです。

　久しぶりで良い役者さんで良い作品を見ることができる満足感。
　ちょっと幸せ♪


　ところで。
　本当に今年も押し詰まってきちゃいましたね。
　ついこの前、梅や桜が咲いたと思っていたのにね。
　もう11月も中旬にさしかかろうとしているわけですよ？
　早すぎません？（笑）

　私の自宅のあたりはとても緑が抱負で、住んでいるマンションの敷地内に紅葉を愉しめる
スポットがたくさんあるんです。
　
　
　
　今日、思わず撮影したんですけどね、この左端の樹木、とても素敵じゃないですか？
　まるで天然のクリスマスツリーみたい…！
　日光と気温が複雑に絡み合って織りなす秋だけの天然色のグラデーション…！
　これ、ほんとに自然の力でしか出せない色彩ですよね。
　こんな景色を自室から愛でつつ、年末にさしかかり心なしか焦るアタクシでございます。