謎の四半世紀。

　10/15をもって私ども、結婚26周年を迎えました。
　昨年は銀婚式でしたが。
　雑事に紛れて何もせず（笑）。
　結構、銀婚式、大切な節目なんだけども。
　何もせず（笑）。

　平成元年に結婚したもので（当時の齢、若干21才）年数の計算はやりやすいんだよね。
　えーっと、だからぁ、今年は満26年ってことなわけだ。

　当時、21才という若さで結婚した我々。
　キョースケがだんだんその年齢に近くなってくると、今さらながら「なんと若くて危なっかしい
結婚だ〜」ってつくづく思う。

　結局、若かったもんだから何事にも力及ばず、結婚当初は私の親なんかにもずいぶんと物心両面で
面倒をみてもらったりもした。
　そうした周囲の人たちの協力や尽力もあって結婚8年目に長男が生まれ、11年目で長女が生まれて
今に至る。

　あの頃と今じゃずいぶん世相も変わりましたよね〜。
　平成元年といやぁ、まだバブルの名残もあり、世の中ももう少し明るかった感じがする。
　昭和天皇が崩御し、現天皇となった頃は訳もなく何となくみんなも浮き足立っていたというか。
　まだ携帯電話もなかった時代。

　今はどうだ？
　消費税も上がって、賃金は据え置き、格差社会に拍車がかかり、庶民は泣かされるばかり？
　世の中見回しても毎日なんとなく憂鬱になるようなニュースがあふれ、あまり希望が見つからない
感じもそこはかとなく。

　同じ平成だってのに、ずいぶん変わっちまったもんだよね。
※蛇足だけれど、披露宴をあげた結婚式場も時代の波にはあらがえず、今はもう既に取り壊されて、
跡形もなくなっちまいました。悲しいです〜。実際に眺めて懐かしむことすらできないんだよね。
　
　今の子ども達の世代は「あきらめ世代」とか「悟り世代」とか言うのだそうです。
　我々、バブル時代を経て来た人間と違って、若い彼らは現実主義で夢を持たず、質素な生活。
　
　毎日、ちょっとずつちょっとずつ世相が変化してきているもんだから、だんだん同化させられて、
気付かない面もあるけど、これ、平成元年当時から今にいきなりトリップしたとしたら到底順応でき
そうにないものね。まんま浦島太郎だよ。

　そんな中にあってもやっぱり家族とはいいもんだ、って思う。
　ことに子ども達が生まれて、それからは夫婦としての絆みたいなもんもずいぶんと確固たるものに
なってきたように思うね。
　もちろん子どもを持たない夫婦を否定する気も毛頭ない。
　もしかしたら自分たちだってそうなる可能性は大だったし、いなければいないで別の思考で絆が強
くなる気もする（そこは「子ども」というファクターを持たないことでまた全然違う、思いもよらな
いことで絆を強めるってことも絶対にあると思うから）

　こんな世知辛い世の中で、家に帰ってパートナーさんや子ども達の顔を見るのが一番ホッとするひととき
であるし、なんていうか、めちゃくちゃ安心できる唯一無二の場所なんだと思う。
　
　結婚なんて謎ばかりですよ。
　年数を重ねたら重ねただけ相手を理解できるかっつったらそれは全然そうじゃない。
　寧ろ、分からないことの方が多いかも？？？
　「あれ、この人ってこんなとこあったかな？」「昔の方が相手を理解しようと努力してたな」とかさ。
　
　でも、それ、相手も一緒でしょうね、きっと。
　年とってきてさ、お互い頑固に、意固地になってきてる部分もあって、でも、だんだんそこを突っ込
んだり、喧嘩したりする元気もなくなってくるわけよ。あきらめの境地みたいな。
　でも、それも悪いことばっかじゃない。
　人間が円くなったのかもしれんし。
　ま、物は言い様だ。

　ということで、我々夫婦も25年を過ぎて26年目。
　なーんとっ！四半世紀でございますよ。
　でも、子どもが成長してくれた他は、どんな軌跡を残してこられたのかは正直よくわかんない。
　まさに謎の四半世紀っすね。

　ま、パートナーさんはこのブログはほぼ見ないだろうから、一人でほざいておりますが（笑）、これ
からも二人三脚、ご一緒できればなぁ、と思っとりますわ。

　お。
　ちなみに今年は結婚記念日を珍しく、パートナーさんの方からお声がけいただいて家族皆でカニ料理
をごちそうになりました!!!　大好きなカニなので超嬉しかったす〜！
　
　でも、一番のプレゼントは子ども達がしっかり成長してきてくれていることだよね。
　それに尽きる。
　頼りにしてまっせ!!!　


☆1号。


☆最寄り駅デパートにて催されていた沖縄の物産展にて記念撮影をしてくれた「ゆるキャラのマハエちゃん」
と一緒の2号。

　パートナーさんとアタクシの写真は残念ながら良き物がありませんでした（笑）。
　人様にお見せできるようなものが撮れたとしたら公開したいと思います（撃）。