師走の欠片。

　師走も中盤にさしかかり、人の波も心なしか「せわしなく」また、「活気づいて」
いるように感じるこの独特の季節。
　年の瀬、という言葉がしっくりとくるようになってきました。




　街はイルミネーションに彩られ、幻想的な雰囲気。これも現代の「季節の風物詩」
です。

　今日の画像は11日に出かけた「汐留カレッタ」と「恵比寿ガーデンプレイス」の
イルミネーションを撮影したものです。
　毎年、家族で一日、都内のイルミネーションを見物に行くのが恒例行事になって
いるのですが、昨年は私が体調を崩していて出かけることができなくて、それだけ
に今回見た風景はとても美しく、いつもより更にその光の色彩がグッと胸に迫って
くるような気がしました。

　汐留カレッタのイルミネーションは一面ブルーが基調となっていて、そばで眺め
ると光が痛いぐらい。目がチカチカしました（笑）。
　少し遠目で見るのがおすすめかもしれません。

　一方恵比寿の方はもうほとんど毎年と言っていいほど出かけているので、奇抜な
仕掛けはありませんが、それだけにホッとさせてくれる年末の風景でもあります。
　バカラのクリスマスツリーは圧巻でした。



【汐留カレッタ（電通ビル）】



【恵比寿ガーデンプレイス】

　
　まだまだ震災の被災地では厳しい寒さも相まって、仮設住宅などに暮らしている
方々の苦しみは癒えることなく、そうしたことにも心を配り、目を向けていかなく
てはと思います。
　大震災の年にあって、こうしたイルミネーションに現を抜かしている場合ではない
と引き締まる思いながら、それでも一日、心の休養をもらえました。
　
　今、自分に何ができるのか。

　この思いを忘れることなく、また来年を迎えなければと考えています。


　さてさて。
　今日は私の父が亡くなって二回目の命日です。
　父が息を引き取った日もこんなどんよりした天気でした。
　
　親を亡くすことの大きさは年月を経るにつれてより確実な塊となって私の心を占めて
います。
　父は空から今、どんな風にこちらを見つめているだろう…。

　人が亡くなっても、日常は変わりなく巡り続けます。
　父の死を胸に持ちながらも、しっかりと強く生きていかなければ。
　そんな思いで三年目を迎えます。

　
　話がしんみりしましたが。

　オッサンは本日、期末テストの結果を持ち帰ります。
　こっちの方が緊張しちゃうやね（笑）。
　また目を覆わんばかりの点数なんだろうよ、きっと。

　ただ。
　一つだけヤツを褒めてやりたい出来事があります。

　9年生（中3）恒例の「卒業論文」ですが、彼は「地震雲とプレートテクトニクスの関係」
について研究をすすめ、20ページ近い論文を仕上げました（文章嫌いのオッサンとしては
初の快挙であります）。
　その論文が先生の目にとまり、推薦を受けて卒業生代表としての発表グループに見事エン
トリー！
　アタクシは感動で涙腺がゆるみっぱなしです。

　発表はPowerPointでのプレゼンという方式をとりますが、今度の日曜日に父兄の前で
行う予定です。
　今からドキドキです。
　
　今回はこの快挙があったので、ちーとばかり期末の点数が落ち込んだとしても大目に見て
やりたい、と思います（笑）。
　
　それから、もう一つ。
　無事に内部進学考査が決まり、高校入学許可通知を昨日、受け取りました。
　これもホッ。

　子ども達二人とも来春は卒業の年になるのでまだまだ忙しい日が続きそうです。
（なんと、卒業式も二日連続…泣ける。まあ被らなかっただけいいか…）　
　

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　※もしかしたら「あれ？」と思っている方もいらっしゃるかもしれないと思い、
ここに一応書き添えておきたいと思います。
　←にあった「原発のリンク」を現在、取り外しています。
　知っているようで知らなかった原発の本当の本当。今も厚いベールに覆われて
私自身、何が本当なのかを知ることができたとはとても言えない状態です。

　実は娘の学校給食も少なからず汚染が心配され、有志の母達が学校と交渉し、
お弁当に切り替えている状態でもあります。我が家もお弁当を持たせています。
　
　今も変わらずに関心を持ちながらも、以前のようにブログを更新することが現在
難しい状態で、以前の古くなった情報をそのままリンクしていることは、あまりに
無責任であるし、心苦しい状況となっていました。
　「原発のことを一人でも多くの人に『自分のこと』として考えてほしい」
　「他人事ではなく受け止めてほしい」
　僭越であることを十二分に承知の上、そんな思いを胸に発信をしてきました。

　今後も現政権は原発を推進する方向のように思えます。
　片時も目を離すことはできない、と思っています。
　
　ただ、前述のように発信する情報が古くなってしまっては元も子もなく、また、
甚だ無責任になりますので、しばらくの間お休みをさせていただくことにしました。
　私なりにまた行動を続けていきながら、また思いを発信できる日をつくりたいと
思っています。

　娘の学校の保護者の中にもそうした「思い」を持った母は少なからず存在し、
小さなコミュニティーの中にあっても横のつながりを広げ、様々な情報交換を行って
います。こうした小さなコミュニティーを広げていけたら…と今は考えていますが、
いかんせん日々に忙殺されその思いをほとんど遂げられていない現況。
　来年は少しずつであっても、その足跡が確実に残していかれるよう行動に繋げる
つもりです。

　子ども達に希望ある未来を手渡すために。

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