口唇口蓋裂・修正手術の記録＜8/26術後3日目＞

　＜注：8月22日から一週間の手術入院の模様を記録しています。
　口唇口蓋裂関連記事になりますので、興味のない方は読み飛ばして下さい＞

　●術後3日目＜8/26＞

（▲9：00　ガーゼ交換）

　▲14：10　病院到着。

　この日は久しぶりに私の母（バーバさん）とプッコさんも一緒に病院へ。
　カーテンをそっと開けると即座に寝たふりをこくオッサン（笑）。
　まあ、いよいよいつものオッサンに戻ってきたじゃないの。
　到着するなりプッコさんはベッドに上がり込んでボインボインやっている（笑）。
　看護師さんが来ないといいけど（苦笑）。







　ここ入院棟8Fは形成外科病棟（形成メインで整形外科、美容外科、内科とも書かれてある
けれど）。まあ言うなれば命に直結するようなシビアな病棟ではないので、昼過ぎに病室
へ入るとあちらこちらから「ボリボリボリ」と煎餅をかじる音が聞こえてきたりする（笑）。
　みんな、やっぱり時間ができるとどうしても「食べる」方に走ってしまうのだろう。
　
　うちも同じ。
　特に食べ物制限があるわけではないので（口の手術もしているので固い物はNGだけど）、
しょっちゅうお菓子を食べたりジュースを飲んだりしていた。

　▲14：30　念願の洗髪タイム♡
　鼻のプロテクターがついていることもあり、まだ自分で洗うことができないため看護師
さんに付き添ってもらって美容室の洗髪台のようなところで洗ってもらう。
　ベッドに戻ってくるなり「気持ちよかったよ〜！頭が軽くなった気がする」とウキウキ
だった。良かったね〜オッサン。見た目も髪の毛のギトギトがなくなって本当にサッパリ
したよ。


【洗髪後、鏡を見ながら鼻の綿を変えるオッサン】

　▲15：00　今日はみんなで展望レストランへレッツ豪徳寺（しつこい）。
　今日は昨日のような失敗をしないよう、ちゃんと私服に着替えてレストランへ。
　バーバさんもプッコさんも一緒なので久々にオッサンの笑顔。
　やっぱりみんなでお茶するのは楽しいね。


【鼻ガーゼにもめげず、プッコさんの食べきれなかったカレーをちゃっかり横取りのオッサンであった】

　この日は、都内ゲリラ豪雨襲来。
　レストランの窓から見る空はまるで悪魔が覆い被さったような真っ黒の雲。稲妻が光っ
たかと思うとその直後に恐ろしいほどの雷鳴。あんな広範囲に空を見渡せるところで雷を
見たのが生まれて初めてだったもんだから、空のメカニズムのダイナミックさに驚いてし
まった。


【広範囲が見渡せるため、更に恐怖感を煽られる空】

　外はまさに「バケツをひっくり返したような雨」。
　何だか、ここのところ自然災害のレベルが昔よりもパワーアップしているような感じ。

　▲16：00　看護師さんが回ってきて、「遅くなったけれど」と“入院計画書”へのサイン
を求められる。あれ…。これって本当は入院当日に読んでサインするもんなんだけど（汗）。
　最近は病院の経営もどこも苦しいのか?!（違ったらすみません）以前よりも何もかもが
簡素化されている。オッサンが小さい頃はもっと頻繁に看護師さんが回ってきたようにも
思うし、規則も厳しかった。例え手術が終わった後、退院日近くであっても朝夕の検温は
あったように記憶している。が、今回は術後2日目ぐらいからは夕方に「夜間を担当する
○○です」との挨拶だけ。
　以前は朝の6時に「おはようございます〜付き添いはベッドをたたんで…」とか放送が
入ったのに今はないというし、必ず検温があって眠りを妨げられたけれど、それもなしと
いうこと。だからオッサンはしょっちゅう朝ご飯を9時過ぎに食べていた（笑）。
　こんな訳で、入院はしているけれど何もなし（川柳）、状態が数日間。

　まあ、何もないことは異常がないことだ、と思えばいいのかもしれぬ。
　16：30、バーバさんとプッコさんは一足先に帰宅の途につく。

　▲17；30　抗生剤の点滴ラスト！
　やっと点滴が終わる。
　予め点滴終了後の飲み薬が処方されてきていたので、今後は飲み薬に変更となる。
　点滴用の長い針がとれてオッサンも嬉しそう。

　▲18：00　夕食
　この日は中華風夕食だったのだが、オッサンあまり箸が進まず…。みんな私が代わりに
食べることとなった（涙）。四川風豆腐、春雨スープ、美味しかったのに。
　こっちが太りそうでイヤになっちゃうよ。

　▲19：00　カズさん合流
　オッサンはカズさんが来るととても嬉しそう。この二人、男同士二人ということでいつ
もお互い照れくさそうにしているけど、結びつきは結構深い(￣ー￣)ﾆﾔﾘ。
　3人、プレイルームで様々な話をしながら短いけれど楽しい時間を過ごした。

　▲20：00　面会時間終了
　さあ、入院生活も佳境。あと少しの辛抱だ。

※若い人の順応力ってすごい。ガーゼが沢山鼻に入っているし唇にはまだ感覚ないけれど、
オッサンは食べ方を自分なりに工夫して、ほとんど通常と変わらないほどのスピードで食事
を取るようになってしまった。最初は鼻が詰まって言葉も話しにくそうだったけど、コツを
覚え普通に話せるようにもなった。これもオッサンの努力故だろうが、若いって素晴らしい。
　ちなみに入院中通して、面会時間後一人になってからはもっぱらiPhoneでyoutube三昧か、
携帯ゲーム機のどちらか。充電は枕元のコンセントを借りていた（昔ならすごい怒られたと
思うけど近年注意を受けたことはない）。
　勉強道具も沢山持ち込んだけど、結局いつやったんすかねぇ…（ため息）。