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口唇口蓋裂・修正手術の記録<8/24術後1日目> [口唇口蓋裂のこと。]


 <注:8月22日から一週間の手術入院の模様を記録しています。
 口唇口蓋裂関連記事になりますので、興味のない方は読み飛ばして下さい>

 ●術後1日目<8/24>

 入院日であった22日、間が悪いことにごく近しい親戚である伯父が逝去。
 その告別式がこの24日となってしまった。
 術後翌日、不自由であろうオッサンの元に早く飛んで行ってやりたいと思いつつも、
やはり私達夫婦の結婚式で仲人をやっていただいた伯父の告別式に参列しないわけには
いかず、出席を決意。



 オッサンには前もってこのことは告げてあったが、やはり手術当夜は殆ど眠れなかった
ことで不安が募ったのか、「なるべく早くきてほしい」のメールが届いていた。
 
 が、これまた運の悪いことに三鷹に住む伯父の告別式会場は荻窪。JR荻窪まで行かなく
てはならず、病院とは全く反対方面。ため息が出てしまう。
 午後3時にやっと斎場を出発、荻窪の駅でマイクロバスを下ろしてもらい、一路病院へ。

 ▲16:30 病院到着。
 やはりオッサンはかなり憮然としていた(笑)。前夜が眠れなかった上に物の味も全く
分からず、言葉もしゃべりにくく、術創も痛む…となれば誰でも苛つくというものだろう。
 眠れなかった原因、というのも「鼻で呼吸ができないので、口がカラカラに渇いて目が
覚めてしまう」との弁。

 荻窪から電車を乗り継いで五反田で池上線に乗り換える前に不二家を見つけて美味しそ
うなゼリーをお土産に買うも、味が分からないので殆ど残してしまった(いつもならあり
えない!)。ともかく全般的に不機嫌。「食べるのがつらい」を連発している。

 この日はガーゼ交換日(病棟では月・水・金がガーゼ交換日)。
 私が到着する前に担当のO先生がベッドをのぞきに来て下さったとのこと。
 「ガーゼはかなり長いものを鼻の奥まで詰めてあるらしいよ。だからこんなに苦しい訳
なんだな」とぼやいている。抜糸をすれば鼻の詰め物も取れるのであと5日の我慢だよ、と
仰ってくださったらしい。
 O先生は特に何か用があったのではなく、様子を見にいらしたのだろうと思う。
 今回はどうもツイていなくて、私自身は入院中まだ一度もO先生にお目にかかることが
できていないので心苦しく、申し訳なく思う。

blog9_07_1.jpg
【プッコさんが持参したカエルちゃんを横に置いての撮影。オッサン、眼中になし(笑)】

 ▲18:00 夕食。人間にとって「臭いを嗅げる」ということはとても大切なことだと
再認識せざるを得ない。臭いがない→食欲が湧かない のである。結局来たおかずも3-4割
しか手を付けず配膳車にトレーを返す。何だかせっかくつくっていただいた食事を、本当に
申し訳ない。

 ▲19:00 カズさん来訪。カズさんの会社と病院とは同じ品川区内なので会社からは
20分程度で到着できる。オッサンも密かに嬉しそうだったがやはり面会終わりの時間にさし
かかるとショボンモードになってくるので(いい年こいて 笑)こちらも会話の内容に気を
使ってしまう。

 ▲20:00 面会時間終了。

 前日の手術、そしてこの日の告別式と病院で疲労困憊。それでも何とか一日を乗り切る
ことができて良かった、と思う。
 夏になって体調を崩してから、体力に著しく自信がなくなってしまっていたから。
 オッサンはかなり辛そうだけど、手術は無事に成功したのだし後は日にち薬。一日一日
回復をしていくのを待つしかない。


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