夜ドラ。

　土日もカズさんの仕事が多いため、最近ではなかなか家族で出かける機会を得られずにいたが昨日の日曜日は割合に夕食が早く片付いたので「夜ドライブへ行こう！」という話になって久々に美しい夜景を見るべく台場に出かけた。


　張り切って一眼レフを持って出かけたものの、今にも泣き出しそうだった空からは既にポツポツと雨。
　青葉から東名に乗る頃には本格的な降りになってしまった。
　これじゃー、外での撮影できないじゃん。
　行い悪すぎる〜。

　「もしかしたらやむかもしれない」という儚い希望を胸に首都高に入るが雨はよけいに強くなるばかり。

　台場についてもシトシトぴっちゃん（わ、古すぎる）。

　夜景撮影はきっぱりあきらめ、デックス東京ビーチに車を入れて同建物内にあるお台場一丁目商店街を家族で散策することに。
　

　ここ、結構面白いんだよ。
　昭和の風景が見事につくられていて。
　昭和を知らない子供たちには新鮮だろうし、私たちには懐かしい。

　台場に到着したのが20時頃だったんで、閉店までは1時間。
　店内はもう既に帰り始めた客の波が引いた後は本当にゆっくりと見られる最高の時間となった。
（一昨年だったか、行った時にはものすごい混雑度で人の波だけで疲れていた栗原家だったもので…）

　懐かしい昭和の商店街を画像とともにご紹介。



　
※まず最初に足を運んだのがこの量り売りの駄菓子屋さん。プッコさん歓喜（笑）。昔懐かしい飴が色とりどりで大人もワクワク。ざらバターやべっこうなども売っていて昔のお祭りを思い出した。でも200gを子供たちが二人でそれぞれ買ってだいたい1000円だったので意外と割高？！かね。



※昔の三輪車や懐かしい木の電柱。結構ディテールにも凝ってますな。ちなみにこの三輪車、私が幼い頃の我が家にもあったなぁ。



※本物の0系！店先に組み込んであるんだけど結構すごい。



※もろレトロでノスタルジックなお化け屋敷。子どもたちは「怖い！絶対入れない！」とか言いながらも興味津々だったが、迷っているうち「本日の受付は終了しました」になってしまった。決断は早くせんといかんのだよ。



※ストリート横にちょっとした「昭和風景」のお部屋が設えてあった。本当に昭和のおうちってこんなだったのよ。幼い頃の写真見ると自分ちもこのまんまだもん。今みたいな便利な世の中では決してなかったけど、やっぱりあの頃は時間がゆっくりと流れていた気がする。良い時代だったと心から思うよ。



※これまた懐かしい公衆電話〜。オッサンなんかこの電話見て「あのダイヤルってどうやって回すのかオレ知らん」とか言ってた。今の子にしてみたらそうなんだろうねぇ。でも、このダイヤル方式ってめちゃくちゃ懐かしい！今改めて見るとむしろ斬新で新鮮よね。



※昭和30-40年代の飲料缶陳列。カズさんと二人で「懐かしい〜！」と言い合ってしまった。カズさんは食料品屋の息子なのでこういうドリンクに関してはすごい詳しい。生き字引だ。



※このお店は「くじ引き」の店になってて、たくさんの包装紙にくるまれた箱が売っているんだけど一箱300円でまずそれを買う。もしかしたら中に「wiiとかipodとかの大当たりが入っていることもある」という抽選なんだけど、昔からこのくじ引きってよく祭りとかでやってて自分も何度もスカッたことがありまして…。ま、まず当たりませんのですわ。そんなに大当たりがあったら店つぶれますて。



※「やめときな、どうせスカだから」との私たちの助言にも、子どもたちはどうしても諦めきれず、1回だけ挑戦することに…。この画像はどの箱にするかを二人で選んでいる図。
　そうまでして買った一箱だったが、見事にスカ。中身はしょぼい（なんか志村けんのバカ殿をそのまんまパクったような）妙な人形ストラップ。



※この後、口論に突入となってしまった…。


　そろそろ閉店時間も近くなり駐車場に戻ろうとしたところでこのスカ箱をめぐり子ども同士の口論勃発。


　「にいすけがあの箱にしろって言ったんだろっ！！」プッコさん（口が悪いのだよ）
　「そんなこと言われたってオレだって知らねえよ」オッサン
　「だからあっちの箱にしようって言ったのににいすけがあの箱だって言ったんじゃん!!!!」プッコさん
　「えーーーー、何？！それってすべてオレのせいってこと？！』オッサン
　「そうだよっ！にいすけが全部悪いんだぞ！責任とれよ！！」プッコさん
　「しょうがねえだろ、あんなの当たるわけないんだぞ」オッサン
　「じゃあ、やめときゃよかったじゃん！！』プッコさん

　（以下同文…てか、永遠ループ状態）

　と道すがら延々やっている。

　あたしが、
　「口論勃発」
　とカズさんに言うと、
　カズさんは一言。

　「不毛な喧嘩やね」

　　………。

　確かに（笑）。

　
★おまけ


※商店街の中に缶のラーメンやおでんが自動販売にあって食いしん坊のオッサンは醤油ラーメンを購入。早速帰り道車中でパクつくの図。お味の方は「うーーーーん、麺がシラタキみたいであんまおいしくねぇ」とのこと。やっぱ缶は缶か。プッコさんこの頃ようやく機嫌が直りましたです、はい。