矯正歯科日記(2/12・備忘録の巻)。 [口唇口蓋裂のこと。]
2/12(土)に数年ぶり(先生、ごめんなさい…)にオッサンと連れだって矯正歯科へ。
いつもはオッサン一人で行ってもらっているのだが、形成オペが近くなりその形成の方の担当ドクターから矯正面で尋ねられていたこともあったので、一緒に行くことになったのだ。
久しぶりのアリビオ。
毎回ながら本当に癒しの空間…。先生のセンスの良さがそこかしこに溢れている。
まるでホテルのロビーみたいな素敵な空間で「本当にここが矯正歯科?」と思ってしまうほど。
先にオッサンが呼ばれ、診察室へ。
「お母さんは後でお呼びしますので…」
というので素敵な空間を愉しみつつ、子ども向けに流されているトイ・ストーリーを見させていただいた。
ほどなくして先生にお呼びいただき、私も診察室へ。
これまたいつも美しい診察室。
治療のシートのすぐ前にはテレビモニターが設えてあり、アニメが上映されている。
ぷぷぷ。
なんかさ。
オッサンとアニメってすごい似合わない(爆笑)。
なんかオヤジ風味野郎と可愛らしいアニメってどうなのよ?
すごい違和感(爆笑)。
心なしかオッサンも所在なさげ。
笑える。
ま、それはいいとして。
大切なオペ前の相談をしなくては。
形成のドクターから言われていたことは次の通り。
Q1:前歯横(犬歯?)のすき間をこれからどうしていくのか?
Q2:矯正学的な手術の予定があるか?
Q3:矯正をすることによって上唇の変化があるか?(具体的に言うならば矯正で上の前歯を出すことによって少し凹んだように見える現状の鼻の下部分が改善されるのか?)
矯正のドクターからの返答は以下の通り。
Q1:指摘のすき間部分については骨移植(顎裂移植)をした部分なので通常よりもゆっくりと歯列を動かしている。またこの部分に生えている歯が小さめの歯(矮小…とか聞いた気が…うーむ、思い出せない。ともかくこの箇所に顎裂があったことでそこに生える歯も通常の萌出とならなかったのかもしれない)のため、歯列の安定が図られた後でこの歯の周囲に白い詰め物をすることで歯を大きくするようにしたい、とのこと。
Q2:矯正分野としての外科的な手術の予定はない。
Q3:唇とその上部分については殆ど変化はないと思う。
とのことであった。
逆に先生の方から形成ドクターへのお尋ねもあった。
●オペ時に矯正のブラケットを外す必要性があるか?
とのこと。
現在、オッサンの歯列には矯正特有のあの「針金(プラケット)」がついているので、手術の時にそれを外す必要があるかどうか次回の診察までに聞いてこなくてはいけない。
矯正ってとてもデリケートなものらしくて、ブラケットを安易に外してしまうとそれが短期間であれ、歯列が元に戻ってしまうらしい。
そんなやりとりをさせていただいて診察室を後に。
いつもながら明るく、そしてとてもお優しい先生のお人柄に心から感謝…。
どこのお医者さんもこんな先生だったらどんなに足が運びやすくなるだろう。
オッサンは幸せ者である。
形成の先生も矯正の先生もとても優しい。
私がお見受けするに、「しっかりと人の痛みの分かる先生」とご拝察申し上げる。
そういう先生方にご縁をいただけたことを改めて感謝しなくてはいけない。
おっと。
今日のオッサンの治療内容は…
●矯正プラケットの調整(針金を引き締める強さの調節)
であった。
一ブログでこのようなことを書いていいのか分からないが、関東地方で矯正を真剣に考えておられる方の中で「良い先生、分からないよ〜」という方があったら是非、以下をご参考になってみてはいかがでしょうか?
口唇口蓋裂のお子さん(ご本人含め)等についてはもちろんのこと健康保険と育成医療を併用して治療を受けることができる。
ことに口蓋裂のお子さんの場合、先生との相性って大きなシェアを占めてくるので(治療が長いので)お医者さん選びも慎重にしなくてはならないことと思う。
オッサンもずっと通わせてもらっているけれど、本当に心から良い先生です。
★アリビオ矯正歯科
http://www.alivio-ortho.com/
★院長・久保田先生のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/alivio_ortho
※久保田先生は昭和大学を出られている先生です。
※先生に失礼かもしれないのだが、実は私の旧姓が「久保田」でして(^^ゞ。
しかも先生のプロフィールを拝見したらなんと!同い年♪
す、すごい。
ビックリした(^_^;)。
でも勝手に親近感♪
先生、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
次回の診察は3/23。
※本日の画像はごめんなさい!Yahoo!画像検索からお借りしてしまいました(まさか病院内でパチリとやるわけにもいかず…)。
2011-02-14 12:00
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