或る夏の日。 [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]
犬の散歩で寺家に出かけたところ、ついこの前植えられたばかりと思っていたばかりの一面の田んぼの稲たちがその背丈をめいっぱいのばして、緑の絨緞になっている。すごい、の一言。
思わず、その目の前に座り込んでしげしげと美しい稲たちを眺めつつ、シャッターを切った。
美しい。
自然の色って本当に美しい。
どんな絵の具でも出せないような繊細な色彩。
稲はいっぱい露をまとって、まるで宝石を飾り付けたオブジェのようだった。
田んぼの色がこんなに美しいなんて。
ふと、空を見上げれば夏真っ盛りの空が少し穏やかな夕方の色に移り変わり、心を締め付けられるような美しさ。
水田は目線を下に落とせば、こんな可愛い生き物も。
ほーんとにちっちゃなカエルちゃん。
めちゃくちゃ可愛い。
ちゃんと保護色になっていて目を凝らさないとその存在に気づくことはできない。
可愛くて可愛くて、顔をチョコンと指で撫でたらものすごいロケットスタートで逃げて行った(笑)。
勝手に触ってごめんよ、かえるちゃん。
こんなことを考えていたらハナモリンが「早く歩こうよ〜」と痺れを切らしていたので、散歩続行。
自宅から数分の横浜のこんな場所にも、目を凝らせば多くの自然の美しさと、健気に生きる生命がたくさん息づいている。
何だか、殺伐としたこの世の中にあっても、そんなことは意にも介さず、自然や動物たちは綿々とその命を受け継いでゆく。
こうなるとあらゆる面で一番、だらしがなく愚かなのは間違いなく人間であろう。
ところで…余談だが。
一方我が家においては夏休み真っ盛り。
家の中が狭い狭い。
プッコさんは毎日忙しく友達と遊び、オッサンもオッサンでバイト二つをかけもちし、さらには病院のボランティアにマイケルダンス同好会…と充実しすぎる日々を送っている。
プッコさんは粛々と宿題の歩を進め、だいぶラストへの見通しも出てきたが、一方のオッサンは全く手つかず。
こりゃーまた、8/31には貫徹作業となることだろうよ。
マイケルダンス同好会は9月のショーに向けて頑張っているようで、このクソ暑い中、学校に有志が集まり真剣な練習を重ねている模様。自分でバイトをした資金でやっとショーで使うスリラーの衣装をオクにて落札。
しかしね−。
カツラをどうするのか…つう問題があるのだよ。
「マイケルカツラ、高いから帽子で代用しようと思ってんだよね」
の一言に、プッコさんが反論。
「えーーーっ!あの衣装に黒いマイケル帽子なんて超かっこわるい!みっともない!あんな帽子かぶるんだったらあたしショーを見に行くのやめる」
「えーーーっ、そんなぁ…。そんなにみっともないかなぁ」
とかやっている。
そこでアタクシは言ってやった。
「それじゃあさー、黒の毛糸で自分でつくればいいじゃん。顔の前にウェーブヘアを垂らすようにしてさー毛糸ってウェーブっぽくなってるし丁度いいじゃん♪」
とか言ったら、二度と返事は返ってこなかった(笑)。
やっぱ毛糸カツラじゃだめかね?(^0^;)
2010-08-04 19:17
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コメント(2)
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こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
いいシチュエーションですね。かえる~(^ム^)
マイケルヘアーですか?
あれは難しいですね~。まっ、頑張ってください!
by しばふ (2010-08-04 23:55)
しばふさん、コメントをありがとうございました。
しばふさんから一番最初にいただいたコメントにも書かせていただきましたが、
ご返信が大変遅くなり、誠に申し訳ありませんでした。
せっかくいただいたコメントも半年以上時を経てしまって…自分が情けない…
本当にごめんなさい!
今更の話題ですが、マイケルヘアーはあれからも今に至るまでずっと本人は
悩んでいますよ(笑
マイケルの髪型が似合う人は当たり前の話、マイケルしかいないのですから、
考えてもどうしようもないことなんですがね…。
でも、派手な衣装に息子の髪型…
今からため息が出ちゃうんですよね
今年の舞台、どうするんだろ。
しばふさん、いつもどうもありがとうございます。
これからもよろしく!です。
by earlgrey (2011-03-08 18:38)