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見回り隊。 [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]

 約2ヶ月に一度巡ってくるありがたーーーい当番。
 「ザ・見回り隊」。
 今回もめでたく、拝命した。

 前述通り2ヶ月に一度の割合で回ってくるのだが、プッコさんの小学校・PTAで義務づけられていて、どんな状況にあろうとも全員がいずれかのグループに属し、任務を全うせねばならない。
 
 私も近所のお母さん方3人とグループを組んで回っているのだが、これがなかなかどうして厄介なのである。

 2ヶ月に一度、自分たちの受け持つ週のうち2日間、配布されている地図通りに街を徘徊…否、見回る。もちろん「防犯」のためなのだが、目にも鮮やかな蛍光グリーン、背面には「○○小・見回り隊」と大きく書かれたジャンパーを着て(これだけでも相当恥ずかしい)街の中に何か犯罪の芽がないか、挙動不審人物はいないかなどをチェックする、らしい。
 
 役割だけに目を向ければ「高尚且つ立派な行動」ではあるのだろうが、内実はただのお散歩に毛の生えた母親同士のくだらないおしゃべり道中、に他ならない。
 私を除く他二人の母親はまだ乳幼児を抱えているため、見回りの際にはそのお子たちが足下にまとわりつき、「ほら!そっち行っちゃだめよ!」「ほらっ!車が来た!危ないっ!」「○○ちゃん!こっちへ来てっ!」など、見ようによっては保育園のお散歩?!状態。こうした状況だけに防犯の役割など殆ど果たしておらず、本来回らなければならない順路も大部分端折って早々に終わらせる。

 考え方を変えれば「こんなのぐらい簡単でいいじゃん」と思わないわけでもないのだが、見回りを行うのが概ね生徒の下校時間。となれば、このたった30分程度の見回りのために、仕事のスケジュールを空けたり、例えOFF日であったとしても午後の3時頃の時間帯なので、外出することもできず一日が無駄に終わってしまう。こんな思いをして見回りに出ても、目的である「見回り」など全くしておらず、おしゃべりと子どもを叱ることの連続。これがたまらなく嫌なのだ。

 ある意味で、こういうパトロールをしていることによって防犯の芽を未然に防げることもあるかもしれない。痴漢や暴漢へ向けて「いつもパトロールしてますよ」というプレッシャーを少しはかけられているのかもしれない。
 でも、いつもいつも同じ道ばかりのパトロールなんだから、相手だってそれを知ってその気になればいくらでも網の目をかいくぐって犯罪を犯す可能性は残される訳で。
 
 「これって何か効果があったんでしょうか?」
 と聞いてみた。

 「うーん、そうですねぇ。子ども同士の口ゲンカを発見したことが一度。もう一つは子どもが公園で怪我していたのを見つけたのがあったかなぁ」
 「ほーぅ…」(゜◇゜)

 それって防犯!?なのか???

 まだ今週あと一回、当番が残っている。
 ってか、プッコさんが卒業するまでこれが綿々と続いていくのかと思うと感涙の極みである。泣ける…。
 今から相当気が重い…。


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