SSブログ

忘れていた気持ち。 [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]

 子ども達、特にゴマジさんが「車車車」と言い出して久しい。
 私だって以前はそうだった。

 私は若い頃から車が大好きだった。とは言ってもミーハーなものでエンジン
やメカニズムについては全く「?」だったけれど、それでもいろんな本を買い
集めては情報を集め、車にドップリとハマッていた。車関連の雑誌に投稿をし、
何度か採用をされたこともあった。謝礼、嬉しかったな〜。

 しかし、子どもが生まれてからは、そういう気持ちをとんと忘れるばかり。
というか、忘れないとやってこられなかった。思っていた以上に子どもにかか
る家計。好きなことを捨てないと成り立たなかったから、意識して忘れるよう
にしちゃった。

 でも、どういう訳か自分の息子がスポーツカーにはまりだして、今や親をも
凌駕し、(否、もう既にずいぶん前からそうかもしれんが)車の知識をつけ、
将来車の道で職につきたいと思うほどの情熱を持った人間が側にいると自ずと
「忘れていた気持ち」を思い出すのだなぁ、と痛感する。

 そんな折、前回のブログにnice!をつけて下さった方がjza70に乗っていらっ
しゃるとのこと!その美しいフォルムと懐かしさに本当に感涙の思いだった。
車を大切に思ってらっしゃる気持ちが画面を通じて伝わってくる。

 うちも昔はjza70だったんだよなぁ…と。80のあの挑発的なラインも大好き
だけれど70のグラマラスさには叶わないように思う。幸運なことにどちらも
所有していた頃があったのだけれど、カズさんも今では「70の方が楽しかった
なぁ」と言う。私自身もそう思う。嗚呼、懐かしい。70の低く響き渡るマフラー
の音(遠い目)。
 スープラの会にも入っていた時期があった。何十台ものスープラが連なって
富士を走った日がこの上なく懐かしい。

 今や、年ふいたオッサンとオバサン夫婦だが、黒の70にロールバーを入れて
首都高で風になっていた時代もあったのだ。

 齢を重ねるうち、だんだんと捨てるものが多くなってゆく。捨てないと生き
てはいけないからだ。だけれど、いくつになってもワクワクするような情熱だ
けは捨てちゃいけないんだ。
 いつかまた必ずスープラに乗ろうと決意したぞ、あたしは。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。