矯正歯科日記・10/13の巻。

　本日はゴマジさん、矯正歯科予約の日。
　午後の授業をキャンセルして午前中でご帰還になった。

　現在通う矯正歯科は昭和医大提携の開業ドクタークリニックのため、横浜
は都築区まで通っている。自宅からだとそれほど遠くないのだが、学校から
となると果てしなく遠いので、概ね学校を早退するようなことになってしま
う。

　先日、ゴマジさんの治療した奥歯のかぶせ物が取れてしまい、実は引っ越
しをしてからというもの地元の歯医者さんを見つけていなかったこともあり、
どうしようかと思っていたが、矯正歯科でつけてもらおう！とゴマジさんが
いうので「それもそうかな」とかぶせ物を保管しておいた。

　診察を終えて帰宅したゴマジさんに開口一番「つけてくれた？」と聞いた
ら、「うん、つけてくれたよ」とのこと。おお、よかった〜。
　歯医者さん探しって結構大変。自分に合ったドクターを捜すのは勿論の事、
口唇口蓋裂の治療を理解してくれて、矯正歯科と連動してくれないとどうに
もならなくなってしまう。ところが、出身大学系列が違う先生だと露骨に敵
対心をむき出しにしてくる医者もいるし、「うちならこういう矯正のやり方
はしない」とか、挙げ句の果てには「うちの方の大学病院を紹介しますよ！」
などと言われてしまうこともある訳で。
　いやいやいやいや、口唇口蓋裂の治療は私自身としてはよっぽどのことが
ない限り、病院ジプシーをするのは決して得策ではないという信念があるし、
子どもにとったって迷惑この上ないと思う。それに親子共昭和大学病院の治
療を100％信頼しているし、ゴマジさんを生まれたてのホヤホヤから診てく
ださっているO先生のことも大好きなのだ。
　結局、そうなると別の大学を推す歯医者さんだと行きづらくなってしまう
し、同系列病院の開業医だとしても「えー？！」という治療だったりすると
どうしようもない。だから歯科医を探すのが最近、面倒…というか億劫にな
ってしまっていた。いやいや、でもそんなことを言ってはいられない。ちゃ
んと探さなくては。

　話が飛躍してしまった。

　最近のゴマジさんの矯正治療はもうそのだいたいが、「矯正器具の調整」
である。ピンクの手帳にはまず間違いなく「L.A調整」という文字が記され
ている。歯を前に出すためにその都度バネをきつく調整していく。
　きつくした翌日にはだいぶ歯が浮く（強い力で前へ出すのでどうしても歯
が浮いてしまうらしいのだ）らしいが数日するとそれも慣れてゆく。
　ゴマジさんの場合、歯の外側につける矯正器具ではなく、内側から押すタ
イプの器具なので食べるものがひっかかったり、最初は違和感も大きかった
だろうが、あまり文句も言わずよく我慢していると思う。

　器具をつけてずいぶんと長いことになるがその甲斐あってか前歯もだいぶ
前に出てきた。少し前歯２本の間に隙間があるようにも感じるが、今通って
いるクリニックの先生は真のスペシャリストなので、今までも、そしてこれ
からも全てお任せしていくつもりで何も心配していない。
　子どもの顎は上顎部分はそろそろ成長が終わり、下顎についてはこれから
まだ身長がストップするぐらいまで一緒に成長し続ける。それでなくとも上
顎は口唇・口蓋のオペによって成長に抑制がかかるらしい（どうしても上顎
は小さくなりがちだ）が、何も制約のない下顎は普通サイズにまで成長して
しまう。そうすると「受け口」ということになってしまう。
　それをどこまで矯正で抑えられるか…。これが今のいちばんの心配。
　でもその都度ベストを尽くすしかないのだから、と自分に言い聞かせる。

　次回は11/13。

　やばい。育成医療の申請もやらなくては（汗）。
　引っ越してから、新しい役所に申請しに行ったところ以前住まっていた市
の役所でもらわなければならない書類があって、まだ行けていなかった。
　国は、徴収する方はどこへ行ってもちゃーんと書類を送ってよこすが、還
付タイプのものについては全て自己申請が基本だ。それも面倒くさい手続き
を山ほど踏まないと支給されない。まったく素晴らしい国だと思う。
　とここで文句を言っても仕方ないか（笑）。
　申請手続きやってきまーふ。