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宇宙の魅力。 [雑記やら、愚痴やら、備忘録等々。]

 私は宇宙のことについて思いを巡らすのが大好きだ。
 自宅の本棚には何冊も宇宙関連の本が置いてある。
 
 なぜこれほどまでに宇宙に心を惹かれるのかは分からない。けれど、宇宙
の事柄について心を寄せていると、何て言うか原点回帰といおうか、自分を
見つめ直すことができる。その過程が私にとってとても心地よい。

 最近、自分の中で「ブラックホール」がブームになっている。
 
 ブラックホール…以前から自分が興味を寄せてきた魅惑の天体。
 昔はブラックホールの裏はホワイトホールなのだ!などと純粋に思いこん
でいたが、ホワイトホールというのは架空の存在らしいということがわかっ
た。

 謎が多いと言われながらも様々な天文学の熱心な研究者達によって徐々に
その正体が明らかにされてきたブラックホール。
 何より私が面白いと思ったのは、この果てしない宇宙の中のとてつもない
数であろう銀河の一つ一つの中央に必ずブラックホールが存在する、という
ことだった。ブラックホールは重量の重い天体(太陽の何千倍とか)がその
寿命を終え、爆発を起こした後にできるらしいのだが、そうするとその重力
によって他の星々が吸い寄せられて銀河になるのかしら。ブラックホールは
吸い寄せられる星々をいくつもいくつも呑み込みながらどんどん大きくなっ
てゆく。でもそんなに呑み込んでばかりいたら銀河は全て吸い込まれちゃう
んじゃないの?!と思っていると、驚いたことに「ある一定の時期になると
ブラックホールは活動を止めて眠りに入るのだ」ということを知った。
 す、すごい。宇宙ってすごい。

 何だか素人感覚でいうとブラックホールっておどろおどろしていて、その
名前の通りダークな存在に思えていたけど、色々調べていくと渦巻き銀河が
できる過程にはこのブラックホールなくして成長はないんじゃないか、そう
するとブラックホールの果たした功績はすごいのだ、とただただ感嘆してし
まう。

 私たちの地球がある天の川銀河にもブラックホールは存在するらしい。い
やぁ、宇宙ってスゴイ!
 まだまだ知らないことがいっぱいあるけれど、それが解明されたとしたら
きっと人間にとって驚異に思えることばかりだろう。ワクワクしちゃう。

 ということをこの前一生懸命うちの子ども達に説明してみたけれど、子ど
も達の方は「???」。「なんだこの変なオバハンは」「はいはいはい、な
るほどね」的な交わされ方をしてしまった(涙)。

 宇宙のことをあれこれと考える時、この人間世界がどれほどちっぽけで儚
い世界であるかということを嫌と言うほど感じざるを得ない。
 だから逆に宇宙に抱かれて壮大なロマンを肌に感じることが私にとっては
この上なく心地よいのだと思う。
 
 また図書館で宇宙の本を借りてきようっと!
 読書の秋だもん♪らんららん♪

※YouTubeで「ブラックホール」と検索するとNHKスペシャルの動画を見
ることができます(全部で7編ぐらいの構成だったかな)。
 秋の夜長、ぜひ宇宙を堪能してみては?
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